ロジクールのM570を使うとCLIP STUDIO PAINT EXの挙動がとても遅くなる
CLIP STUDIO PAINT EX(以下、CLIP STUDIO PAINTと省略する)利用中に長らく使っていたマウスが故障したため、LogicoolのワイヤレストラックボールM570に切り替えたところ、CLIP STUDIO PAINTの動作が体感的に極めて遅くなったのでメモしておく。
比較:CLIP STUDIO PAINTの挙動がどれ位遅くなるか
実際に普通のマウスとM570でCLIP STUDIO PAINTの挙動がどの程度体感的に遅くなるか動作例をキャプチャした。動作環境は次の通り。
- OS: Windows 10 HOME ver.1703
- CLIP STUDIO PAINT EX(64bit) ver.1.6.6
注意 :以下のサムネイル画像(このページで表示されている画像)は、実際より早く動いて見えるため「対して遅くないな」という感想になるかもしれません。 正しい体感速度を見たい場合には、画像をクリックしてください。
普通の有線マウス
使用マウス:Slim blade Trackball(Kensington)
Logicool ワイヤレストラックボールM570
- 使用マウス:WIRELESS TRACKBALL M570T
- SetPointコントロールセンタ:ver.6.67.83
- ドライバ:ver.5.90.41
(M570Tは型番が違うが、中身は同じ製品なので同様の現象が起こるはず。) なお、同時に作業していた別PCを利用していた友人も同じ現象になっていた。
詳細な状況
いつ起きた?
マウスを接続して作業をしていて、当初は気にならなかったが何らかのタイミングから遅くなった。以後ソフトウェアやPCの再起動後も継続してこのように遅い挙動になっている。
他のソフトウェアでも重くなる?
Google ChromeやIllustratorでは特に影響がなかった。
実際にCLIP STUDIOの処理は重くなる?
PC本体のメモリやCPU使用率は相当の余裕が有り、CLIP STUDIO側の他の処理が重くなっているわけではない。UI上の遅延のみが問題。
ボタンクリックも遅くて煩わしいし、マウスでウィンドウを移動しようとしても次のように大きな遅延がある。ドラッグ中はマウスにウィンドウが追従してくることを期待するがそうならない。
図:CLIP STUDIO PAINT内でウィンドウをドラッグ移動する際に遅延する。
オンマウスのイベントがうまく取得できていない?
解決策
ソフトウェア上でどのように解決するかは不明。一時的な対応として次の方法をがある。
- M570を使うのをやめる。
- マウス操作はペンタブで行う。
私は後者で対応しました。それでも不便なことがいくつかあるので、直し方を知っている方が居たらコメントなどで教えていただけると喜びます。
今回、有線マウスの故障で無線のM570に乗り換えたけど、無線のマウスは正義だと思った。
PCの配線はレイアウト変更や掃除の際に結構邪魔だし、スタンディングデスクとの相性も悪い。
- 出版社/メーカー: ロジクール
- 発売日: 2013/08/02
- メディア: Personal Computers
- この商品を含むブログ (31件) を見る