macOS Sierraでもkarabiner-elementsを使って、コマンドキーで英/かなの切り替えができる
Karabiner-Elementsでもcmdキーで日本語/英語切り替え機能が使えるようになっていました。 設定方法は冒頭の動画のとおりです。
デフォルトのキーボードは使いづらいのでキーを自由にマッピングしたい
Macでcaps lockをcmdにしたり、左右のcmdキーで日本語/英語を切り替えたりしたい(キーをリマップしたい)と思ったことはありませんか?そのような基本的な欲求を満たしてくれる定番のツールがKarabinerです。 OS XがmacOS Sierraになった際に、Karabinerは対応せず、新バージョンとしてKarabiner-Elementsとして実装が進められました。
Karabinerで英数とかなの切り替えができるようになるまで
Karabiner-Elementsは、cmdキーに英数とかなの切り替えを割り当てることができなかった。
Karabinerでは左右のcmdキーで日本語/英語を切り替えることができました。もちろんcmdをcmdとしてつかうこともできます。つまり、一つのキーを複数のキーとして使えました。
- 例:cmdキーを短く押すと文字入力切り替え、長く押すとcmdとして機能する
Karabiner-Elementsにはその機能は、いままで実装されていませんでした。有志が作成したPull-Requestのバージョンをつかっていました。
https://github.com/tekezo/Karabiner-Elements/pull/247
バージョン0.9.15からKarabiner-Elementsでも単一キーに複数キーを割り当てられるようになった
complex_modifications
という機能が0.91.1で実装され、0.91.5でGUIが実装されました(コミットログによると2017年6月29日にリリース)。これにより旧バージョンのKarabinerと同じようにcmdキーで英数とかなを切り替えることができるようになりました。
詳しい設定方法
設定方法のGif動画は次の通り(クリックするともう少し遅い速度で見ることができます)。 詳しい設定方法は下記記事が丁寧に解説されています
本家 Karabiner-Elements が左右の Commandキーによる「英数 / かな」の切り替えに対応! | R