ヤクとアヒル

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はてなブログをMarkdownで書く際には,見出しはh3要素からはじめる

はてなブログMarkdownで書く際に気をつけたいはてなブログの仕様をご紹介します。

問題:はてなブログMarkdownで書いたのに,見出しが出ない

Markdownって何?:便利なメモ記法

詳しくは過去記事を御覧ください.

www.yak-and-duck.com

過去1年以上,見出しを#からはじめていた

Markdownで見出しをプレーンテキストで書く際には,タイプ数を少なくするために#(htmlでいうとh1に相当)で始めるので,僕はこんな文章を書いていた

コード
# 見出し
## 見出し2
本文をここにかきます
見えかた

f:id:motoso:20160320183513p:plain

一見ちゃんとしているように見えていたので,1年以上気づかなかった.しかし,実はテーマのCSSが適用されていない.

やってみた:h3要素からはじめるようにした

はてなブログの説明に適切な利用方法が書いてあった

はてなブログでは、記事本文中の見出しにh3要素からh5要素までを使用しています。

Markdownには、#から######まで、それぞれh1からh6の6段階に対応した見出しの記法があります。 はてなブログでは、記事内の見出しとしてh3からh5を想定しているので、上記のうち###から#####を使用して記事を書くとよいでしょう。
記事中の見出しから目次を自動的に作成する「目次記法」を追加しました - はてなブログ開発ブログ

見出しを### からはじめるようにしたら,まともな見え方になった

上の例を改善すると次のようになる.

コード
### 見出し
#### 見出し2
本文をここにかきます
見え方

f:id:motoso:20160320183437p:plain

見え方もちゃんとテーマのCSSが適用され,かっこよくなった.

問題:1年分の過去記事の#をつけかえなければいけなくなった

過去1年以上勘違いして書いていた記事の#を2つづつ増やさなければいけなくなった.つまり,次のように置換する必要があった.

  • ####
  • ######
  • 以下、同様

一つの記事に見出しはたくさんあるので,手で置換するのはめんどくさいし誤りのもとになる.自動で置換することを考えた.ちなみに,単純に####に置換しようとすると,########に置換されてしまう.

やってみた:正規表現を使って置換した

正規表現が分からない方は,「文字列からルールに一致する部分を抽出するのに使える技術」という理解をしていただければ,ここでは問題ないです.柔軟なルールを自分で決めることが出来ます.今回はAtomを使って,正規表現で置換しました.

手順

  1. 見出しを修正したい記事をAtomにコピペする
  2. 以下のように正規表現のルールを作成して全て置換(Replace All)ボタンを押す

f:id:motoso:20160320183421p:plain

この正規表現の意味は,文頭に#があった場合,それを###に置換するというものです. これで見やすくなりました!

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